近年、NginxというWebサーバソフトが急激にシェアを伸ばしており、Apacheを追い抜きそうな勢いです。このNginxはエンジンエックスと読みロシアで開発されたOSSであり、Apacheよりもパフォーマンスが良いらしいです。
有名どころではWikipediaやFacebookなどで採用されており、大量アクセスがあるサイトなどに向いているようです。
と、これぐらいの情報しかわかってないのですが、調べるよりも触ってみるということで試しにNginxをインストールしたくなったのでそのときのメモ書きです。
まずyumからインストールを行うためリポジトリを作成します。これは手動でファイルを作成します。
# vi /etc/yum.repos.d/nginx.repo [nginx] name=nginx repo baseurl=http://nginx.org/packages/centos/7/$basearch/ gpgcheck=0 enabled=1 |
ファイル作成後、yumでインストール可能です。
# yum install nginx # rpm -qa | grep nginx nginx-1.16.0-1.el7.ngx.x86_64 |
インストールが完了したら起動設定を行い、Nginxを起動させます。
# systemctl enable nginx # systemctl start nginx |
ブラウザから以下のような画面が見えればOKです。
ちなみに上記で表示されたファイルはNginxのドキュメントルートで指定されたファイルということになりますが、それは以下の箇所で設定されております。
# cat /etc/nginx/conf.d/default.conf <省略> location / { root /usr/share/nginx/html; index index.html index.htm; } <省略> |
ちなみにApacheのときにはapachectl configtestで再起動前にシンタックスをチェックすることができましたがNginxでは以下のコマンドでチェック可能です。
# nginx -t nginx: the configuration file /etc/nginx/nginx.conf syntax is ok nginx: configuration file /etc/nginx/nginx.conf test is successful |