CentOS6 Kdump

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■Kdumpとは?


KdumpとはLinux Kernelクラッシュ時にダンプを取得するツールです。Linuxがクラッシュして原因を追求するときに役に立つことがあるかもしれないものですが、個人的には一度も役にたったことはなく気休め程度に設定しておくもの、という認識です。

まず必要なツールをインストールします。

# yum install kexec-tools


具体的な設定は次のようになります。

# vi /etc/grub.conf

crashkernel=auto
↓
crashkernel=128M


上記設定はメモリが4GB以上のマシンであれば不要です。
後はkdumpを起動デーモンに指定し、一旦再起動します。

# chkconfig kdump on
# reboot


再起動してくれば以下のコマンドでkdumpのステータスを確認できます。

# service kdump status
kdump is operational

# grep -i crash /proc/iomem
02000000-09ffffff: Crash kernel

# cat /sys/kernel/kexec_crash_size
134217728

■動作確認

ダンプを取得するため強制的にクラッシュさせます。

# echo 1 > /proc/sys/kernel/sysrq
# echo c > /proc/sysrq-trigger


上記でダメな場合は以下の手順でやってみます。

# vi /etc/sysctl.conf
kernel.sysrq = 1 

# sysctl -p
# echo c > /proc/sysrq-trigger

/var/crash以下にダンプが採取されれば成功です。

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